異次元の少子化対策 改め、『次元の異なる少子化対策』については
前回、少子化対策に関してお話しました。
今回は、顕在してきた
『少子化』
の影響についてお話します。
『少子化対策について。次元の異なる少子化対策って本当に効果的なのか?』
については、↓の記事を参照してください。
恵泉女学園大学・大学院 学生募集停止のお知らせについて
各紙紙面でも取り上げられていましたが、首都圏の名門女子大
【恵泉女学園大学・大学院】
が、2024年度からの学生募集の停止を発表しました。
2023年3月22日のことです。
『大学が募集を停止する』ってどういうことでしょう。
2023年の4月入学生が卒業する4年後には、閉学するということです。
恵泉女学園大学は、1988年に開学し古い歴史と伝統がある
大学ではありませんが、30年以上卒業生が大手商社・銀行・損保等の
著名企業に採用されいたようです。
閉学の理由について
3月22日に恵泉女学園大学のWebサイトで発表された文章をみると
その主な理由は、【少子化】そのものです。
詳細な内容については、恵泉女学園大学のホームページを
参照してください。
閉学の理由(恵泉女学園大学Webサイトより抜粋)
『18歳人口の減少、とくに近年は共学志向など社会情勢の
変化の中で、入学者数の定員割れが続き、大学部門の金融資産を
確保・維持することが厳しくなりました。』
昭和の大学事情について
文部科学省が発表している【学校基本調査】によると
私が青春時代を過ごした1980年代の男女の進学率は
男性が40%弱、女性が10%弱という状況でした。
私自身は、公立の男女共学高校を卒業しました。
高校卒業と共に就職し働きはじめる人が多かったことを
思い出しました。
また、進学した女性の多くは、2年制の女子短期大学に進学し
卒業後、銀行等の安定した企業に就職し、25歳までには
結婚というパターンが一番多かったようです。
2022年の大学事情について
2022年度の大学進学率は、
男性が60%弱、女性が50%弱という状況で、
大学進学率そのものは、1980年代に比べて大きく増加しています。
しかし、小学校の児童数が前年度を7万7,299人下回る622万3,394人と
なり、過去最少を記録するなど、少子化は着実に進んでいます。
大学進学率の上昇で、現時点での大学生数は増えているようですが、
今後は、大学者数の減少が予想されており、現時点で定員割れを
おこしているような大学の将来は厳しいものとなるでしょう。
特に、近年は共学志向が強く女子大が敬遠される状況に
なりつつあるようで女子大の経営者にとっては、
逆風がふいています。
【少子化】については、最近ニュースにも取り上げられることが
多くなりました。
しかし、その影響について具体的に語られることは少ないと思います。
現実に【少子化】の影響が出始めていることを踏まえて
『次元の異なる少子化対策』
を行ってほしいとは思いますが、最近取り上げられているような
社会保険料値上げ等の安直な財源確保に突き進んでいかないように
切に願うばかりです。