SuicaやICOCA等の交通系ICカードが普及し、券売機で乗車券を買うことが無くなった為か、回数券を購入する機会がめっきり少なくなりました。
私自身は、数年前までJR東日本や東京メトロの普通回数券を、良く利用していました。
改めて調べてみると、新幹線指定席回数券が廃止されたタイミングで、普通回数券も廃止となっているようです。
Suica等のポイント還元で利用者にお得に還元できるとの理由のようですが、利用していたサービスがなくなるのはやはり寂しいですね。
改めて話を戻しますが、JR各社の新幹線指定席回数券については、2022年3月までに、ほぼ廃止されているようです。
借金あるあるですが、クレジットカードで購入した新幹線指定席回数券を金券ショップで転売し、現金化した上で、
【当月の支払いをしのぐ】
また、少しでも高く買ってくれる金券ショップを探して、複数店舗を歩き回るなんて人も多かったと思います。
JR山手線内であれば、新宿や池袋には、たくさんの金券ショップがあったので、お店をはしごした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
新幹線指定席回数券が廃止されて以降、過去いろんな意味でお世話になった金券ショップの現状が気になったので調べてみることにしました。
金券ショップの状況について
新幹線指定席回数券の廃止が実施され、金券ショップ業界には大きな波紋が広がったようです。
これまで新幹線指定席回数券は、便利で経済的なサービスとして多くの人に利用されていましたから売上にしめる割合も大きかったようです。
しかし、その廃止により金券ショップは、需要の減少に強制的に向き合わざるを得なくなりました。
売上の50%以上を占めていたような商品が急に取り扱えなくなったとしたら…
普通の会社でも大問題です。
多くの金券ショップが無くなっていることを予想して、新宿西口と池袋西口をGooglemapで調べたのですが、金券ショップがあまり減っていないことに正直驚きました。
新幹線指定席回数券廃止により経営が厳しくなり、廃業を余儀なくされる金券ショップが急増すると予想していたためです。
金券ショップの新しい取り組みについて
金券ショップはこの大きな課題に対して、様々な戦略を展開しているようです。
まず一つは、他の交通手段や観光施設の券類の取り扱いの拡充です。
新幹線指定席回数券の代替となる商品を提供することで、利用者にとって引き続き金券ショップが便利な存在であることをアピールしつづけています。
さらに、デジタル化への対応も金券ショップにとって重要なテーマとなっています。
オンライン販売の充実や、スマートフォンアプリを活用したサービスの提供などで
【地域縛りを無くして】
ユーザを増やしつつ、より手軽で迅速なサービスを届ける試みを行っているようです。
また、一部の金券ショップは、地域社会との連携を深めることで新たな需要の創出を図っています。
地元の観光資源やイベントの券類を積極的に取り扱い、地域住民や観光客に向けて金券ショップを地域の拠点として活用する取り組みが広がっています。
ビジネス環境が急変した場合、あなたならどう行動しますか?
金券ショップでは、新幹線指定席回数券廃止という外的要因により経営が厳しくなり、廃業を余儀なくされる金券ショップも増えているようです。
生き残った金券ショップにおいても、競争が激化し、需要の変化が激しい環境は変わらず、柔軟で効果的な対策を講じなければ生き残れない厳しい状況です。
金券ショップ業界で起こったビジネス環境の変化は、けっして他人事ではありません。
自身が身を置いている業界においても、変化の波が迫りつつあります。
変化に無駄に抗うことなく、柔軟に対応し、変化を受け入れて自身も変わっていく。
簡単なことではありませんが、
【柔軟に変化できる】
今後を生き抜いていくための重要な要素になりそうです。
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