50代の債務整理(個人再生)人生リスタート

私が個人再生を選んだ理由についてお話します

個人再生を選択



  

 

私が債務整理を検討するにあたり、

任意整理

個人再生

自己破産

全てが選択可能ではありました。

 

弁護士Aからは【任意整理】か【自己破産】

弁護士Bからは【個人再生】か【自己破産】

をそれぞれ提案されました。

 

私が個人再生を選んだ理由

 

債務整理にあたり、私が個人再生を選んだのは主に以下の理由からです。

 

個人再生を選んだ理由

①主に浪費が原因の借金であったことから、全額踏み倒す勇気がなかった

②自己破産よりは個人再生の方が会社バレする可能性が低いかもしれないと思った。

 

 

借金の原因が原因

債務整理は国が認めた借金減額の手段です。

とは言っても、私が借金苦に陥った原因は、身の丈以上の浪費によるものです。

数度の離婚により想定外の出費が多かったこともありますが、

見栄や物欲を満たすことに大金を使っていたのも事実です。

クレジットカード、銀行・消費者金融系のローンには大変お世話になりました。

背に腹は代えられない状況にありながらも、

全額を踏み倒す勇気がなかったことが個人再生に気持ちが傾いた大きな理由です。

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、

本当に少しでも返せるものなら返したいと思っていました。

 

 

会社バレの恐怖

 

最初に相談した弁護士Aから強く推されたのは、自己破産でした。

弁護士A
バジャーさんの場合、自己破産1択です

 

と伝えられた時は、その『破産』という言葉の響きに恐怖しました。

 

弁護士A
個人再生は一部債務を圧縮するという任意整理と自己破産のあいのこみたいなものです。自宅を残しながら、債務整理できるということが個人再生の最大のメリットですがバジャーさんの場合は、自宅を所有していないのでそのメリットがないことになります。

 

弁護士A
バジャーさんの場合、最低約300万円の債務を3年間で返済することになり、同じ裁判所手続きを行うのであれば、一気に債務をゼロにできる自己破産をお奨めします。300万円の差は大きいですよ。

 

弁護士Aのアドバイスは、たしかに合理性の高いものではありました。

一度はその言葉に納得し、決意しかけました。

しかし、今まで築いてきたキャリアを

借金が原因で失うかもしれないことにはどうしても抵抗がありました。

 

 

 

併せて

弁護士A
会社にバレても、解雇はできないのだから、冷たい目くらい耐えて下さい

 

という言葉に、

やるせない、切ない気持ちを覚えたのも事実です。

 

また、自己破産は

会社にバレる可能性が高いという先入観を持ってしまいました。
(個人再生もバレる可能性はありましたが)

 

普段パートナーから事あるごとに”鋼メンタル”と揶揄されており、

実際ストレス耐性は高い方だと自負している私も、

定年までの間、冷たい目にさらされる事には

さすがに耐えられる自信はありませんでした。

 

色々悩んだ末、結果個人再生を選択しました。

 

一旦は”会社にバレてもやむなし”と腹をくくったものの、

弁護士Bの交渉力もあって、最大の懸念事項であった

コーポレートカード絡みの

会社バレはひとまず回避することができました。

返済後の現在も会社にはバレていません。

単にラッキーが重なった結果かもしれませんが、

個人再生を決断して良かったと心から思っています。

 


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