弁護士とのやりとり

個人再生の手続き前から始めたことを説明します



  
 

弁護士Bに依頼することにしてから、

着手金支払いの都合上、

実際に手続きが開始されるまで2か月程ありました。

ここからはその間に私が行ったことを書いていきます。

 

個人再生を決心
個人再生を決意-その費用とやるべきこと【弁護士Bとの面談④】    https://oyaji-saisei.com/meeting-lawyer/ https://oyaji-sa...

 

個人再生手続き開始前に行ったこと

 

開始前からできる・すること
  • 退職金証明書作成の依頼
  • 借金返済を除く光熱費等の支払方法の変更
  • 家計簿ソフト等を用いた家計管理
  • 給与振込口座の変更(債権者と関わりのある金融機関だったため)
  • 返済の支払い停止

 

私は個人再生の手続きが始まる前にこれらのことを行いました。

上記は全てすぐに取り掛かれます。

 

退職金証明書の作成依頼

自己破産か個人再生の場合は退職金証明書が必要です。

これは会社に発行してもらう必要がありますが、

私の会社では退職金証明書という書式がそもそもなかったので、

依頼から発行までに2か月程要しました。

個人再生か自己破産を検討した場合、

できるだけ早く依頼した方が良いかもしれません。

依頼理由としては、

私の場合は

『実家のリフォームの為に銀行から提出を求められている』

ということにしました。

特に疑われることもなく作成してもらえました。

 

各種支払い方法の変更

光熱費や通信費、家賃等の各種支払いについては

全てカード払いから口座振替、または請求書払いに変更しました。

 

収支管理

家計管理はZaimを使用し、今現在もこれで管理しています。

弁護士指定のフォーマットも後に作成していましたが、

それとは別に金融機関等と連携のできるソフトがあった方が便利です。

また、それと同時に徹底的に固定費を見直しました。
(それについては今後改めて書いていきます)

 

給与振込口座の変更

給与振込口座に債権者と関連のある金融機関を利用していたため、

弁護士より念のため変更しておいた方が良いと聞き、

債権者とは関連のない金融機関に変更しました。

 

借金返済の支払い停止

債務整理がスタートした時点で

弁護士から債権者に支払い停止の通知(【再生の受任通知】のこと)を行いますが、

通知前であっても次の返済から支払いを停止しておくように弁護士から言われました。

要するに、意図的に【滞納する】わけです。

私の場合は、コーポレートカードのカード会社と、

それに関連するカード会社の支払いのみ継続し、

その他の支払いは停止しました。

滞納するのはなかなかにストレスがかかります。

支払いが遅れれば督促の連絡が来ますし、その緊張感に耐えなくてはいけません。

督促の電話への対応として、

『債務整理について弁護士に相談中』と回答するよう弁護士から言われていました。

私は弁護士が債権者に支払い停止の通知するまでの間、

一度だけ支払いを停止しましたが、それでも強いストレスを感じました。

支払いを止めて(滞納して)から

債務整理をスタートさせる期間はとにかく短いのがベストだと思います。

 

とはいえ、債務整理は弁護士費用(着手金)を全額支払ってからのスタートですから、

債務整理をしようと決めた時点で可能な限り、

着手金は分割ではなく一括での支払いが良いと言えるかもしれません。

 

督促の電話でのこと

『債務整理について弁護士に相談中』と伝えると、

中にはさらに詳しい情報を聞いてくるカード会社がありました。

具体的には、事務所名、弁護士名、連絡先、債務整理を決めた時期に関する情報です。

弁護士が発行する【再生の受任通知】が債権者に届くまでは、

債権者から督促の電話があることを覚悟する必要があります。

 

 

 

 

 

他者の監視の目は必要

カードを一切使わない生活になり、

弁護士に提出する収支管理表作成だけでなく、

パートナーにも収支を毎月チェックされることになりました。

支出を気にして生活したことがなかっただけに、

いかに自分が何も気にせずに生活していたかが、

日々明確になっていきました。

 

 

お金にルーズな人が、いきなり一人で支出を管理するのは

簡単なようでおそらくとても難しいことだと思います。

はじめからそれができているなら、借金苦にはなっていないでしょう。

もし、自分以外に徹底管理してくれる人がいるなら、

そういった厳しい目も必要だと思います。

それは【依存】という意味ではなく、自分を信用してはいけないからです。

 

これくらいならいいだろう

あとちょっとだけ

また稼げばいい

 

そんな愚かな考えで積み重ねた借金です。

いくら債務整理がきっかけで心を入れ替えたつもりでも、

自分を簡単に信用してはいけないと思います。

 

金銭面においてはパートナーも私を一切信用していないため、

厳しく管理されています。

借金を隠すという嘘をついていたわけですから当然なのですが、

 

パートナー
パートナー
お金については1mmも信用できない

 

とはっきり言われています。

厳しい目を煩わしく感じたことが全くないと言えば嘘になるかもしれませんが、

それでもやはりそういった他者による監視の目は絶対に必要だと、

今は心から思っています。

 

情けない話ですが、

おかげで身の丈に合ったまともな金銭感覚が

この年になってようやく身についてきたと思います。

 

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