借金の経緯

個人再生の申立にあたってのやり取りとは?

弁護士Bから、月初に個人再生の申立を行ったとの連絡がありました。

マンション売却の件もあり、個人再生委員がたてられるかもしれないとの話でしたが、

結果的にはそれはなくなり、追加費用もかからずに済みました。

 

個人再生の申立

履行テスト

 

弁護士Bのメールには、【積立のお願い】が添付されていました。

これは、履行テストに関する説明でした。

 

履行テストとは

債務者に弁済能力があることを裁判所に証明するため、
おおよその弁済額(弁護士から指定された金額)を
毎月末日までに指定された口座に振り込みます。
再生計画の履行可能性を審査するために非常に重要なものであり、
1日でも滞納すると、
履行可能性の審査に大きな影響を与える恐れがあります。

 

私の場合は4ヶ月間、

弁護士指定の口座に84,000円を入金していました。

4ヶ月分ですので合計336,000円を入金したことになりますが、

ここから1回目の債務者への支払い分(252,000円)と実費等(50,000円)を
差し引かれた金額が、

個人再生手続き終了後に返金されました。

 

 

申立て後

裁判所からの質問

申立て後に裁判所から何点か確認、説明するよう指示があったと

弁護士Bより連絡がありました。

申立て後は一度に諸々の確認の連絡があるわけではなく、

都度追加質問への回答が必要となります。

私が質問を受けたのは下記のとおりです。

 

裁判所からの確認内容

私が質問を受けた内容は以下の通りです。

  1. 養育費の支払いは終了しているか
  2. パートナーとは家計分離しているか
  3. 離婚した元妻らとの間に現時点で債権、債務が存在しているか
  4. 各銀行口座の取引内容の詳細
  5. 現時点の持ち株数および、その評価額が分かる資料の提出

 

銀行口座については、取引内容についてかなり細かくチェックを受けました

取引については、理路整然と説明できるよう準備しておく必要があります。

 

 

個人再生の開始

再生手続き開始

申立て月の月末に、

裁判所から再生手続き開始の準備が整ったとの連絡があったことを伝えられました。

翌月第二週頃に再生手続き開始決定が出る可能性が高いとのことでした。

開始決定後は、再生計画の認可が下りるまで、下記対応が必要とのことでした。

 

  1. 毎月の弁済金の積立
  2. 家計収支表の提出

 

再生手続き開始決定

弁護士の見立て通り、

月初に裁判所より再生手続き開始決定が出たとの連絡がありました。

あわせて家計収支表の提出期限について指示がありました。

 

バジャー
バジャー
申立て前の打ち合わせで、個人再生委員がつく可能性が高いというお話がありましたが、
再生手続き開始後に個人再生委員の要否を検討するということでしょうか?
弁護士B
弁護士B
個人再生委員の選任が予想されましたが、
申立て時の説明が功を奏したため、
無事選任されることなく進めることができそうです。
バジャー
バジャー
個人再生委員をたてることなく再生が認可された場合、
3年間の支払総額は300万円となるのでしょうか?
弁護士B
弁護士B
まだ確定はしていませんが、3年で300万円に収まりそうです。
支払い総額を確定したいので、現時点での手持ち現金がいくらか。
また、各金融機関の口座残高が分かる資料を提出してください。

債務整理をするほどですから、

給与以外に手持ちの現金などあるはずもありませんのでそのままお伝えしました。

 

再生手続き開始決定後

再生手続き開始決定後も、

家計収支表および、各金融機関口座の使用明細についてはしっかりチェックを受けます。

弁護士Bが疑問に思った取引については、都度確認されて回答をメールで送る状況でした。

自身の資産等は家族にすら見せたことはありませんでしたので、

ましてや他者に全て把握される経験など一度もありませんでしたが、

債務整理・・・特に自己破産や個人再生の場合は当然ながら丸裸にされます。

私の場合、

パートナー、弁護士、裁判所に自分の経済状況が全て知られることとなったわけですが、

このおかげで少しずつ自分の金銭管理に対する意識は変わっていったと思います。

金銭管理というのはもはや年齢など関係なく、

個人の意識と努力しかないことを今更ながら学びました。

 

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