弁護士とのやりとり

自己破産による会社バレへの不安・コーポレートカードを保有していることの影響【初面談②】

債務整理で会社にバレるのが怖い



  

自己破産に対する不安 -コーポレートカードはどうなる?-

ここからは前回の記事の続きです。

初めての弁護士
初めての弁護士との相談【初面談①】    どんな流れなのか 借金相談なんてそうそう身近な人には絶対にできませんし、 どんな話の流れになるのか全く想像がつか...

 

弁護士Aに言われたこと
  1.  任意整理ならコーポレートカードを対象外にできる
  2.  自己破産の場合は退職金証明書や計算書が必要
  3.  それにより会社にバレる可能性はゼロではない
  4.  自己破産はコーポレートカードも対象になる
  5.  コーポレートカードの債務はゼロにしておくのが良い

 

以下は引き続き弁護士Aとの面談内容です。

バジャー
バジャー
自己破産をすると色々なところに波及しますよね?

弁護士Aの見解

任意整理の場合は対象債務をすべて平等に支払う必要はないので、

会社のコーポレートカードを対象外にすることが可能です。

そのため会社にバレにくいことになります。

 

かたや自己破産になりますと、退職金がいくら程度になるかといった退職金証明書や計算書の提出が必要になります。

『老後のプランを立てたいから』等、会社に上手いことを言って入手している人もいますから、

上手くやればバレずに資料を揃えることもできなくはないです。

また、自己破産の場合は、債務の一律処理となるので、個人名義のコーポレートカードも対象となります。

コーポレートカードの債務をゼロの状態にしておけば、

自己破産の通知をそのカード会社に行う必要もないためバレないですし、

すぐにカードが止まることもありません。

 

コーポレートカードとは

法人向けのクレジットカード
私は経費精算等で頻繁に使用していました。

 

知識も大してない中での説明でしたので、

それなら自己破産でも良いのでは・・・?

という考えも一瞬過ってしまいましたが、

やはり破産という言葉は私にはとても重たいものでした。

 

 

 

コーポレートカードの存在がどうしても気になる

任意整理ならコーポレートカードを対象から外せば、

会社にバレる可能性が低いことは理解できました。

ただし、その他の債務整理となると微妙な話になってきます。

 

引き続き、弁護士Aとの面談内容です。

 

バジャー
バジャー
私が持っているクレカとコーポレートカードが同じ銀行系列のものがあるのが気になるのですが・・・

弁護士Aの見解

同系列ではあっても、同じ会社というわけではないので、連動して止まることはないと思います。

自己破産後もコーポレートカードを寝かしておくことにはなりますが、

まったく使わないことで総務からチェックが入って不審がられる等の可能性はありますね。

 

自己破産をすれば会社バレするリスクは、やはり高そうです。

 

 

 

それでもやっぱり会社バレは避けたい

 

自分でまいた種ではありますし、

手前勝手な話であることも重々承知していますが、

今まで築いてきたキャリアを借金が原因で失うことにはどうしても抵抗がありました。

 

弁護士Aに言われたこと
  1.  コーポレートカード更新時に信用情報を閲覧された時は確実にバレる
  2.  自己破産を理由に再雇用拒否はできない
  3.  周囲の目に耐えてでも自己破産する価値はある

 

バジャー
バジャー
コーポレートカードの更新時はどうなるんでしょうか?

弁護士Aの見解

コーポレートカードの更新時は確実にバレます。

更新時は信用情報を必ず閲覧されますからね。

バレたとしても周囲からの冷ややかな目に耐えるしかないと思います。

月25万円の支払いがないことを考えたら、冷ややかな目に耐える方がいいと思いますよ。

月25万円はめちゃくちゃデカいですよ。

5年も続くなんてしんどいですよね。

 

 

バジャー
バジャー
古い体質が根強い会社なので、借金が会社にバレるのは今後に影響しそうな気がします。

弁護士Aの見解

自己破産を理由に再雇用の拒否はできないので大丈夫だと思います。

ただ、任意整理とした場合、厳しいですよね。

1,500万円の借金を返済しないといけない。

自己破産の場合は返さなくて良い。

自己破産すればその1,500万円を貯金に回せるわけです。

無理して返済するより、返済したと思って貯金する方が良いと思います。

 

65歳までは原則再雇用という時勢にあるので、正当な理由なく再雇用拒否はできませんし、

自己破産歴は再雇用拒否の正当な理由にはなりません。

もちろん、会社の空気的に居づらくなることはあるかもしれませんが。

無理して1,500万円を返済するか

居づらい空気に堪えるかという話になった場合、

私としては居づらい空気に耐えることをお勧めします。

25万円を毎月返済するのは現実的ではありません。

相当厳しい5年間になると思います。

そこまで無理に返済するメリットがどれだけあるかということですね。

 

弁護士Aは自己破産推しでしたので、

個人再生の選択肢は除外した上で、

任意整理のデメリットを全面に押し出して説明していました。

 

ですが、会社バレを覚悟した自己破産に、その場ではどうしても踏み切れませんでした。

 

 

バジャー
バジャー
任意整理の場合は、コーポレートカードを除外することはできるんですよね・・・?
弁護士A
弁護士A
任意整理は私的整理なので、カチッとしたルールが決まっているわけではありませんので、【コーポレートカードを除外する】ことは可能です。

 

 

バジャー
バジャー
任意整理について、もう少し詳しく教えてください。
弁護士A
弁護士A
任意整理の場合は、債務が減る事はありません。増える事もありません。

これから発生する利息をカットしてもらえて、固定した債務を【分割払いする】というのが基本となります。

1,500万を5年間60回払いにすると【月の支払い額は25万円】です。これが基本の支払額となります。

自己破産に踏み切ろうとしない私に、弁護士Aも辟易したのでしょう。

気まずい沈黙の時間が流れました。

 

にほんブログ村 その他生活ブログ 借金(1000万円以上)へ
にほんブログ村


債務・借金ランキング










COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA