今回は債務整理後に自身で立てたライフプランについてお話ししてみたいと思います。
個人再生申し立て前に、弁護士Bから家計見直しに関する指導を受け、
月単位の収支を健全化していきました。
収支健全化にあたり改善した内容については、↓の記事を参照してください。
今回は、定年までのライフプラン表の作り方についてお話します。
ライフプラン表を作成するメリット
●年間収支が明確となり、定年時点での資産(貯金、投資)を把握しやすい。
●節約や貯金・投資の目標を立てやすい。
●定年後のライフプランを意識できるようになる。
ライフプラン表について
ライフイベントについて
ライフイベントとは、結婚、車や家の購入等想定可能な人生のイベントを指します。
40代までは、自身のライフイベントはもちろん、子供の入学、進学、結婚等、
家族のライフイベントがまだまだ残っており、
ライフイベントを時系列で書き出した上で必要経費を想定し、
ライフプラン表を作成する必要があります。
定年が近づくと、
自宅のリフォームや車の買い替えなどを除きライフイベントが少なくなります。
私の場合は、賃貸派であり車の購入の予定もない為、
ライフプラン表を作成するにあたり、
ライフイベントを考慮する必要はほとんどありませんでした。
ライフプラン表について
ライフイベント表やライフプラン表は、
Excel等の表計算ソフトを使って自分で作ることもできますし、
日本FP協会等のサイトから所定のフォーマットをダウンロードすることも可能です。
参考までに私が使用しているフォーマットはこちら↓になります。
ライフプラン表を作成して気付いたこと
私も日本FP協会のフォーマットを使用して、60歳までのライフプラン表を作成しました。
私の会社では、役職定年後は、給与収入が年々減っていきます。
試算したところ定年直前3年間の収入は、
ピーク収入から約1割〜2割も減ってしまうことが分かりました。
58歳時:ピーク収入の約90%
59歳時:ピーク収入の約85%
60歳時:ピーク収入の約80%
健康保険料、厚生年金保険、所得税は、当年度6月までの所得により、
9月以降補正がかかる為、
実際の手取り額減収金額は支給額減収金額に比べると少なくはなりますが、
ほぼ同じ比率で減ることになります。
それでも、その間の貯蓄可能額は約200万円/年程度になることが試算できました。
試算より貯蓄額をどうやって増やすかが今後の課題であることが明確になりました。
日々の生活の中で、固定費、変動費共に
ギリギリのところまで見直したつもりではいますが、
さらに減らせるところがないかを目下検討中です。
目標がないままのライフプランニングや収支管理、投資・貯蓄は長続きしません。
ライフプランニングと収支管理、資産運用を併せ持ってこそ、
安定した老後を獲得できるものと私は思っています。