前回は、私が取り組んだお金に関する学びと収支管理についてお話ししました。
今回は貯蓄についてお話しします。
前回の記事については↓を参照してください。
貯蓄について
・個人再生の受任通知送付以降から貯蓄が可能となった
・上記期間に蓄えたお金が、弁済総額に影響を与えることはなかった
弁護士やパートナーの指導の下、固定費・変動費共に見直した結果、
申立て直前の支出は以下のような状況になりました。
申立て前の家計状況の見直しについては、↓を参照してください。
申立て直前の収支(収入-支出)
支出 | ||
---|---|---|
固 定 費 |
生命保険・医療保険 | 10,000円 |
携帯電話 | 3,800円 | |
新聞 | 4,300円 | |
住居費 | 98,000円 | |
サブスク | 2,000円 | |
変 動 費 |
光熱費・水道 | 7,000円 |
食費(外食含む) | 15,000円 | |
日用品 | 2,000円 | |
医療費 | 2,000円 | |
交際費 | 10,000円 | |
娯楽費 | 3,000円 | |
支出合計 | 157,100 | |
収入(給与手取り) | 410,000 | |
収支(収入-支出) | 252,900 |
食費が極端に少ないように感じた方もいるかもしれませんが、
私の場合、昼を摂っていないため1日2食です。
朝食はフルーツやヨーグルト中心、
夕食は接待や付き合いの飲みを除き、
基本は自炊で食材も極限まで抑える工夫をするようになりました。
これも個人再生をしてから大きく変わったポイントです。
今までは固定費も変動費も全く気にもしていませんでした。
個人再生申立てまでの間も貯蓄ができた理由としては、
私の場合、受任通知送付~申立てまでに約6ヶ月かかったこともあります。
個人再生のスケジュールについては↓を参照してください。
受任通知を送付すると全ての債務支払いが停止します。
私の場合は月俸制で給与の手取り額は一定のため、
【収入-支出】分
の貯蓄ができるようになりました。
貯蓄額について
毎月約20万円を貯蓄できるようになり、給与分だけで
20万円×6ヶ月=120万円
ボーナス分を合わせると
約240万円
の貯蓄ができました。
20年以上、まとまったお金を蓄えることができず、
ボーナスを貰っても羽が生えているかのごとくあっという間に無くなっていました。
債務整理をスタートして、わずか6ヶ月で
200万円
を超える貯金ができました。
もちろん、この状況は弁護士の与り知るところでした。
改めて過去の無駄使いを悔いると共に
債務整理をスタートさせて本当に良かったと思いました。
貯蓄方法(貯金口座銀行の選択)
私の現在のメインバンクは、楽天銀行です。
貯金については、楽天銀行のハッピープログラムの
ランクを上げるために楽天銀行で貯めていくことも考えたのですが、
というアドバイスから、金利の少しでも高い銀行を探すことにしました。
そこで、普通預金でも金利が高い(と言っても0.2%ですが)
あおぞら銀行BANK に口座を作りました。
現在の銀行の金利は0.001%が当たり前の時代です。
少しでも金利の高い金融機関で貯蓄をすることも重要ですので、
たかが0.2%と馬鹿にすることは決してできません。
また、メイン銀行である楽天銀行普通口座の金利は
0.1%(マネーブリッジ設定時)ですし、
私はクレカを持つことは当面できませんが、
支払いに楽天デビットカードや楽天ペイ、楽天EDYを利用しても
楽天ポイントが付きますので、
給与受取、生活費は楽天口座で回していくことにしています。
小銭貯金
現金は極力使わないようにしていますが(キャッシュレスでポイントを貯めるため)、
現金を使わざるを得ない際に余った小銭は
常に小銭入れに入れて持ち歩いていました。
そんな私にパートナーは
と貯金箱をプレゼントしてくれました。
ちなみにその貯金箱、南京錠がかかっていて、
鍵はパートナーが持っています。
当然ながら全く信用されていません笑
余談ですが、現在は小銭の両替が無料だったゆうちょ銀行は有料になってしまい、
他行も枚数制限や手数料があったりと、入金時は課題がありそうです。
自己破産認可決定までの収支は弁護士の管理下にありましたが、
現在はパートナーに収支報告を毎月行っています。
管理する人が弁護士からパートナーに変わったというだけなので、
私としてはこれが月末の当たり前のイベントになっています。
お金の管理ができない人は他者の力を借りて
これくらいのことをしないと本当に変われないのかもしれません。
とにかくお金にルーズな生き方をし続けた私ですから、
何でもコツコツやっていくしかありません。
日々節約にも努めています。
塵も積もれば山となる
そんな感覚を生まれて初めて味わっているような気がします。