以前、タクシーの値上げについて紹介しましたが、
今回はペットにかかるお金の話について紹介します。
タクシーの値上げについては、↓の記事を参照してください。
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ペットにかかるお金について
パートナーは13歳を超えるシニアの小型犬2匹と暮らしています。
ドッグフードやおやつ、ペットシーツ、サプリメントに至るまで、
物価高の影響を、人間様の食料品や日用品以上に受けている状況です。
2022年当初に比べて2割程度値上がりしているように感じます。
日経の記事によると、
2021年度のデータではペットにかかわる平均年間支出は犬で35万円との事。
いわゆるセレブ犬などを含む平均値なので中央値としては、
11万~17万円程度と予想されます。
だとしてもなかなかの出費です。
年間の光熱費に匹敵する金額になります。
パートナーの小型犬2匹はシニアではありますが、
ワクチン接種やフィラリアの処方以外で病院にかかることはなく、
同世代の他の犬と比較してもかなり元気なのが幸いです。
これで更に通院費や治療費までかかっていたらたまったものではありません。
また、パートナーは犬の服やリードなどのグッズもほぼ自作しているため、
一般的なシニア犬にかかる費用よりはだいぶ抑えられている方だと思います。
それでも、フードやペットシーツにはかなりのこだわりがあるようで、
ふるさと納税の返礼品に
いつも使っているペットシーツの取扱があることは本当に助かっています。
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高齢犬について
一般に犬の高齢期は7歳以上だそうです。
今は野良犬を町中で見かけることはまずありませんが、
私が子供のころは、町中に野良犬があふれていました。
足に怪我をした野良犬の世話をしたところ懐いてしまい、
結果その犬を飼うことになりました。
この犬が私が飼った最初のペットです。
当時は、もちろん良いペットフードなんてありませんから、
人間様が食べた残り物 いわゆる残飯が愛犬の主食でした。
その内容はというと、『ご飯にお味噌汁をかけるような、ほぼ猫まんま』。
玉ねぎ等、今では絶対に犬に食べさせてはいけないものまで含まれていましたから、
決して体に良いものだったとは言えません。
それでも、愛犬は家族に看取られながら、13歳の天寿をまっとうしました。
当時としては長生きしてくれた方だと思います。
当時は今ほどペット用のグッズやフードも種類もありませんでしたし、
こだわりが強い人もいませんでしたから、
犬が高齢化するなどといった現象はありませんでしたが、
現在は様々な物が進化した分ペットも高齢化し、
ペットにも任意保険があるとはいえ、
病気やケガをすると人間よりもお金がかかることが多いようです。
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パートナーのペットについて
パートナーの長老犬は17歳になります。
人間でいえば84歳です。
パートナーは大の愛犬家ではありますが、
溺愛と甘やかすことは別だと
17歳を迎えようとしている犬も週に数回は散歩に出ます。
突然歩けなくなったときの緊急用に、
犬用のスリングバッグやカートはいつも持参しますが、
パピーから鍛えられたパートナーの犬達は、
今でも散歩に出れば3kmから5km程度の距離を歩けるくらい元気です。
トイレにもちゃんと自分で行って用を足しています。
目も見えていますし、認知症になっている様子も今のところ見られません。
もちろんそれはパートナーのスパルタの成果というよりも、
高機能化したペットフードやサプリメント、
病気になった時の医療等あらゆるもの・ことが進化した結果でしょうが、
高齢になればなるほどいろいろなことが起こるのは人間と一緒で、
その負担に対応できる貯蓄が必要不可欠です。
インフレが続く日本ですから、
今後ますますペットを飼うのは生活に余裕がなければ絶対にできないことでしょう。
また、生体そのものも以前よりも値上がりしている印象です。
経済的に余裕がないまま、
かわいいからと衝動的に決して手を出してはいけないものだと思います。