漫画家の松本零士さんが、2/13(月)に亡くなっていたとのこと。
私が松本零士さんの漫画を初めて読んだのは、小学生高学年の頃で、いきつけの床屋さんの待ち時間にたまたま手に取った、『男おいどん』でした。
記憶にあまり残っていないので、その時は、特におもしろいとも思わなかったのでしょう。ただし、『松本零士』という名前は頭にしっかり記憶されました。
その後、『宇宙戦艦ヤマト』のTVシリーズが始まり、映画含めて、【松本零士ワールド】にどっぷりハマった一人です。
映画化された『宇宙戦艦ヤマト』は大ヒットします。私が中学生のころです。
その後、オリジナルシリーズとして4本の映画が製作されましたが 全て映画館まで見に行きました。
キャラクターの秀悦さ、勧善懲悪ではないストーリー、そして宇宙船他機械描写の精密さ、すべてにおいて、それまでのアニメ作品とは一線を画しており 別格でした。
特に『ユキ』や『スターシヤ』等、松本零士さんの描く女性キャラクターは神秘的で美しく、とにかく大好きで、良くノートに模写していました。
70年代は、ビデオデッキは高級品でビデオも普及していなかったためか、アニメ映画がヒットすると、映画の音源入りのレコードが発売されていました。
私も4作品について、レコードを購入しましたが、特に1980年に公開された『ヤマトよ永遠に』は思い入れが深く、劇中約2時間程度、全てのキャラクターのセリフを空で言えるくらい繰り返して聴いていました。青春真っただ中の高校生の頃です。
深夜番組のオールナイトニッポンでも出演声優勢ぞろいで『宇宙戦艦ヤマト』の生ラジオドラマが放送される等、 当時人気があったのは間違いありません。
その後、『キャプテンハーロック』や『クイーンエメラルダス』等の宇宙海賊もの、『銀河鉄道999』も看破。
『宇宙戦艦ヤマト』に関しては、平成シリーズ含めハマり続け、今に至っています。
DVDもシリーズで大人買いする等々、お金もかなり使いました。
まぁ、パートナーからの理解は全く得られないような状況ですが…
最近、昭和に活躍した名優や著名人の訃報に触れることが増えました。
平成に年号が変わってから、すでに30数年が経過しています。
当時働き盛りであった40代半ば以上の方々は、80代に突入しているわけですから、至極当然の話です。
『松本零士さん、すばらしい作品をありがとうございました。』
ご冥福を心からお祈りします。