返済-その後

iDeCoって何?とにかく、まずは始めてみる

 

 

50代からのiDeCoを考える

債務整理による返済を開始してから、

支出の管理だけでなく、

貯蓄や投資、ポイ活、ふるさと納税、保険等々

お金に関する様々なことを見直し(というよりも改め)、

50年以上生きてきて、初めてまともにお金と向き合うようになりました。

 

マネーリテラシー向上対策⑤-ポイ活- 前回は、キャッシュレス決済についてお話しました。 詳しくは、↓の記事を参照してください。 https://oyaji-s...

 

マネーリテラシー向上対策⑥-ふるさと納税- 前回は、ポイ活についてお話しました。 詳しくは、↓の記事を参照してください。 https://oyaji-sai...

 

今回は、これから手を付けようとしている iDeCo について

お話ししたいと思います。

今年5月の法律改正で、DC(企業型確定拠出年金)加入者も

iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入ができるようになりました。

また、今回の改正で、

60歳までだった掛け金の拠出年齢が65歳まで延長となりました。

50代で拠出しても、拠出可能期間がせいぜい6年~15年なので、

大した金額にはならないのではないかと思われる方も多いと思います。

 

iDeCoの節税効果

私の場合で言うと、毎月の拠出可能見込額が12,000円なので、

1年間の拠出額は、144,000円となります。

10年間拠出したとしても元金は144万円。そこに運用益が加算されます。

そう思うとやはり大した金額とは思えません。

ですが、積立額よりも節税効果が大きいことから、始めてみることにしました。

特に多くの方は定年以降に収入が激減しますので、

その節税効果は決してバカにできません。

 

↑こちらは年利5%のシミュレーション結果です。

運用益はあくまでも概算ですので、参考程度に考えています。

iDeCoの減税効果については、

各金融機関が提供している節税シミュレーターを参照して下さい。

楽天証券の 節税シミュレーション

 

iDeCoのデメリット

節税効果はNISAよりも高いことはわかっていますが、

やはりそんなiDeCoにもデメリットはあります。

 

iDeCoのデメリット
  1. 原則として60歳まで引き出せない
  2. 手数料がかかる
  3. 加入期間によっては60歳になっても引き出せない
  4. 掛金に上限がある
  5. 元本割れのリスクがある
  6. 金融機関によって運用できる商品が異なる
  7. 受け取る際の出口戦略が必要
  8. 申請時に事業主の証明書の提出が必要

 

これくらいのデメリットが挙げられますが、

iDeCoの最大のデメリットは、

原則60歳までは引き出せないため、

NISAのように簡単に売却することができないことにあると言えます。

急な物入りで手持ちがない時にiDeCoに頼ることができないわけです。

そのため節税効果云々はさておき、余剰資金がない限り、

NISAよりも手を出すべきものではないと思います。

 

また、受取時の出口戦略の検討も重要です。

受け取り方によって税金が大きく変わります。

そのため、50代からiDeCoを始めるとなると

運用期間もさほど長くならないことから、

事前に出口戦略の検討も必要です。

そして、DC加入によりiDeCo加入が不可となっていた会社の場合、

規定が変更されるまで、申請を待たなくてはならないデメリットもあります。

 

バジャー
バジャー
受け取り可能になった時にもし自分が認知症にでもなっていたらどうなるんだろう…

 

冗談ではなく、本当にそんなことも考えました。

50代からiDeCoを始めるなら、

同時に出口戦略も考えておくのがベターだと思っています。

 

 

結局のところNISAなのかiDeCoなのか

なにかとこの2つは同時に挙げられることが多いですよね。

私も何も分かっていないときは、この2つの違いがさっぱりわかりませんでした。

つみたてNISAはすでに運用を開始していますが、

DCの兼ね合いもあり、iDeCoはこれからです。

 

そもそも、つみたてNISAとiDeCoは性質が全く異なります。

つみたてNISA iDeCo
40万円 年間投資上限額 職業や年金により異なる
投資信託 運用商品 投資信託・預金・保険
運用益が非課税 税制優遇 ●運用益が非課税
●掛金の所得控除が可能
●受け取り時に年金控除が利用可
20年 運用期間 ●運用は75歳まで可
●積立は65歳まで可
いつでも可 売却 他の金融商品に変更可
いつでも可 資金の引き出し 60歳まで原則不可

 

前述の通り、圧倒的に節税効果が高いのがiDeCoです。

ただしデメリットももちろんあります。

とはいえ、50代からiDeCoやNISAを始めるのは決して遅くはありません。

貯蓄しても更に資金に余裕があるのなら、更に貯蓄するよりは

iDeCoやNISAを検討してみるのも十分アリだと思います。

iDeCoは特に年齢に制限がありますので、

悩むなら早めに開始してみる方が良いと思います。

NISAの場合は金融機関を決めてNISA口座を開設すればすぐに始められますが、

iDeCoは申し込んでから実際に運用を始められるまでに時間を要します(2~3ヶ月程度かかるようです)。

 

貯蓄と投資のバランス

借金地獄だった私が債務整理を行ったことで、

50代にして初めてお金と正面から向き合い、

頼りになるパートナーの知恵も借りつつ、

ゼロから貯蓄や投資を始めました。

 

支出管理が少しずつ楽しく感じるようになり、

貯蓄も遅すぎますが、まともにできるようになりました。

そして、今度は投資も始めました。

そのためには学びも必要ですが、

今ではお金をかけずにお金についてを学ぶことがいくらでもできます。

YouTubeは特に最適な場と言えるでしょう。

 

個人再生により信用情報に傷を付けたことで、

当面クレジットカードは持てませんし、

ローンを組むこともできません。

現在は賃貸マンションに会社名義で入居していますが、

個人で今すぐ借りるとなると難しいかもしれません。

 

ですが、考え方を変えれば

当面引越の予定はありません。

退職後もそのまま住み続けることが可能なためそうするつもりです。

そして、日常の支払いでデビットカードは使えています。

その他のキャッシュレス決済も問題なく利用できます。

投資もできますし、実際に日常生活で大きな支障はありません。

 

今後は家を買うつもりは全くありませんし、

車も買うつもりもありません。

今後その他でも大きな出費をするつもりもありません。

 

となると、残された人生でいかにお金を着実に貯めて増やすかが課題です。

パートナーからも、

 

パートナー
パートナー
NISAをちゃんと理解して始められたし、DCの運用商品も見直せたし、今度は早めにiDeCoを始められるように会社に聞いてみたら?

 

と言ってもらえました。

お金というものは本当に奥が深くて難しいことばかりですが、

数字はわかりやすく結果を見せてくれます。

もっとそれに早く気付いていれば、自分の人生も少し違っていたかもしれませんが、

今更そんなことを言っても仕方の無いことなので

とにかく今はお金を大切にして生きていくしかないと思っています。

 

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